「ラチュード」という言葉を初めて聞く方も多いと思いますが、「ダイナミックレンジ」という言葉もほぼ、同じ意味で使われたりします。
ラチュードとは、簡単に言うと明暗の再現できる範囲のことです。
実は、このラチュードですが、デジタルカメラは、ネガフィルムに比べて狭いのです。
デジタルカメラの画像は、黒がつぶれたり、白が飛んでしまったりすることがネガフィルムよりどうしても多くなります。
日なたで写真を写した場合、日が当たっている部分は白くなり、影の部分は黒くつぶれてしまいがちです。
ストロボ光が当たって人物が白とびをおこしている写真。
(昔、ネガで撮った写真も同じだったという方は、コチラへ)
この様に、白とびをした画像からデジカメプリントを仕上げても、上手く補正することは出来ません。
結婚披露宴を撮った写真のご注文(デジカメプリント)をプリント処理している時にも、正直なところ、ネガフィルムで写した方が仕上がりがいいのになあとよく思います。
FinePixF700
FinePixF700、710に搭載されたダイナミックレンジ(ラチュード)を拡げたCCD。
「一個の画素に2個のダイオード(主画素「S」310万画素と副画素「R」310万画素)を設けた設計」
○ダイナミックレンジ4倍、感度はISO800までと当時としては数少ない高感度にも対応。
他メーカーのデジカメにはない写りの良さがあったのですが、特徴を伝えるのが難しくて、あまり認知されないうちに一般のお客様には、分りやすいデジカメの画素数競争(300万画素から400万画素が各社から発売された頃)に呑みこまれた形で以降のフジのデジカメには採用されませんでした。
FinePixF700、710は310万画素なので他機種の400万画素の方が「キレイに撮れる」と思ってしまう
ただ、例えば「ISO800対応」など高感度撮影ができるデジカメだと、「上の見本写真」のような近接フラッシュ撮影のような場合、白とびがいくらかは改善された写真(デジカメプリント)になります。高感度ならば、少ない光量で撮影出来ますので、まず背景が明るく写せます。そして、ストロボの発光を抑制(弱くする)して白とびを減らすことが出来ます。
デジタルカメラは、フィルムの画質に追いつこうと、まずは画素数を競ってきましたが、感度はISO100程度のままでした。
次に、06年になってようやく、各社のデジカメが高感度化されてきました。 フィルムはISO400、800が主流でISO1000、1600、3200などが有ります。
高感度になり、暗くしか写らない/ブレた写真になってしまう・・・などが以前に比べ軽減され、この面でもネガフィルムに近づいてきたところです。
さらにこれからは、デジタルカメラのラチュード/ダイナミックレンジを拡げる方向にCCDやCMOSが開発されると思います。
| Copyright(c)2004〜2006 デジカメプリント 写真のフロンティア All Rights Reserved. |
|---|
| <無料>検索エンジン一括登録代行 |
|---|