α77 II | AF追従で12コマ/秒のスピード一眼カメラ
ソニーから、Aマウントのデジタル一眼カメラ「α77 II」が6月6日(2014年)に発売されます。
α77 IIボディ単体“ILCA-77M2”と、ズームレンズキット(DT 16-50mm F2.8 SSM)の
“ILCA-77M2Q”で販売される予定です。
α77 IIは、有効約2430万画素のExmor APS HD CMOSセンサーを搭載していますが、
現行機種α77と同じで画素数アップはありません。しかし、新型の画像処理エンジン
「BIONZ X」になり、各種性能が高められています。
79点の位相差センサーによるAFシステム(15点クロス)を導入されると共に、新しいAF
アルゴリズム制御などによって、AF(AEも)追従で最高約12コマ/秒の高速な連写性能
を約2400万画素(静止画のフル画素)で実現しています。
背面モニターには、約123万ドットの3.0型TFT液晶(RGBW配列の液晶モジュール:
WhiteMagic)を採用されています。α77 は、同じ3.0型ですが約92万ドットですので
α77 IIはより高精細になっています。角度調整は上に150°、手前に180°。そして引き出し
た状態で、さらに右に180°、左に90°可動。モニター上にカメラの設定状況を一覧表示させ、
様々な機能をコントロールダイヤルで直接操作できる「クイックナビプロ機能」を内蔵。
電子ビューファインダーは、α77と同一の有機ELを採用した0.5型(235万9296ドット)の
「XGA OLED Tru-Finder」を搭載しています。
視野角とアイポイントは、それぞれ 約33°、27mm。
ソニーα77 IIの動画撮影性能は、1920×1080/60p(MPEG-4 AVC/H.264)に対応して
いるほか、“デジタル一眼”の特徴を活かして、動画撮影時にも位相差AFが可能で、
これにより動く被写体でもスムーズにピントが合います。
その上α77 IIでは、撮影シーンや被写体の動きに合わせて、合焦速度とAF追従感度を
任意に調整することが出来るそうです。
写真は縦横比3:2か16:9、そしてパノラマ
静止画の記録画素数は、 6000×4000(24M)の「Lサイズ」、4240×
2832(12M)の「Mサイズ」、3008×2000(6.0M)の「Sサイズ」の他、縦横比が16:9の
6000×3376(20M)の「Lサイズ」、4240×2400(10M)の「Mサイズ」、3008×
1688(5.1M)の「Sサイズ」が選択できます。
※12416× 1856 (23M)などの『スイングパノラマ』もあります。
α77 IIは他のAPS-Cサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラ等
と同じく、WLやKG、さらにはW2Lや6PWサイズが撮影画像をほぼそのまま写真プリントに
することが出来ますのでおすすめです。
デジカメプリント KGサイズ