高品質な写真は適切な露光値で。

高品質なデジカメプリントを仕上げるには、適切な露光/露出値で撮影することがポイントです。

適正露出(露光不足でもなく、露出オーバーでもない。)で写真を写すのはフィルム時代から変わらない、ピントを合わせるのと同等か若しくはそれ以上に基本的なことです。

しかし、現在はカメラ(スマホなども含む)の方で適正露出で写るように勝手に調整してくれますので、意識することなく気軽にキレイな写真が写せます。

ただ、今回はもう少し踏み込んで、露出値を任意に調整できるデジタルカメラ(一眼レフやミラーレス)をご利用されているお客様向けに、もっと高品質な写真を撮るためのアドバイスをさせて頂きます。

と、申しましても上級者からは「何だ、そんなことか。」と言われてしまう基本的なことです。 初心者向けでございます(^-^)。

デジタル一眼レフ(EOS)の撮影データ

上の画像は、デジタル一眼レフカメラの撮影データの一部です。

実際に仕上げた写真プリントは、もちろん適正不足で暗く濁った感じの写真でもなく、露出オーバーで白トビし階調が無い写真でもなく、適正露出で写っていました。

“ちゃんと撮れている写真”で、仕上りプリントが悪い訳では有りません。

ここで、この撮影データの中でご覧いただきたいのは、露出時間(シャッタースピード)と絞り値、そして撮影感度(ISO)です。

F値が22となっていて、相当絞り込んでいます。そしてシャッタースピードは1/1000秒と、かなり速い(露光時間が短い)です。

これは、CCD/CMOSに導いている光の量を少なくしています。

光の量が少ないと露光不足になってしまうのですが、撮影感度を1600まで上げて調整しています。

実は、画質を損なっている写真の写し方になってしまっています。

一つは、F22とレンズの最高絞り値に近い状態ですが、レンズはあまり絞り込むと回折現象を呼ばれるもののせいで画質が悪化します。

レンズが最高の画質を発揮するのは一般的に絞り開放(F値が一番小さい状態)から1~3段分(製品毎に差があります)絞ったところになります。

もう一つは、撮影感度です。こちらは高感度になるほど画質が悪くなってしまいます。

明るさが不足している撮影シーンで止むを得ない場合以外はむやみに感度を上げる必要は有りません。

今回の事例は、ISO1600と、高感度設定にしていたデジカメで天気の良い屋外の写真を撮れれた様子でした。

この際、”適正露出”を得る為にカメラが絞りをF22に調整したのではと推測いたします。

この場合ですが、例えばF8、ISO200くらいで同等の露光量となります。

そして画質は良くなり、より良いデジカメプリントに仕上がります。


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