デジカメに使わない機能が多すぎる

デジカメプリントのご注文をお受けしているのですが、先日、その中に気になった画像がありました。(店頭受付で)

屋外や室内でお孫さんや庭に咲いている花などを写された写真ですが、どれもやたらと黄色味が強いのです。

casioデジカメex z1200撮影画像 カシオex z1200 カラーフィルター機能

ご覧のような草花の写真は、お客様が特殊効果を狙って、あえて黄色を強くする設定で撮影されることも考えられますので、プリントにする際に補正をどうするか迷うところなのですが、前後に写っていたお孫さん(人物)の写真画像も同様に黄色に強く偏っていました。よって故意に写真を黄色くしようとしたのでは無いと判断し、出来る限りデジカメプリントへは黄色味を抑える補正を加えて仕上げました。(しかし完全に色の偏りをなくすことは出来ません。)

お客様からも問い合わせがありましたので、お使いのデジカメをお借りして原因を探ってみました。

始めはホワイトバランスがオート(AWB)になっていないのではと疑いましたが、確認すると(AWB)になっていました。

デジカメの機種はカシオのEX Z1200 ですが、さらに調べていくと「カラーフィルター」という機能があり、ここで『黄』に設定された状態になっていました。

写真全体の色調を変える機能で、撮影時に画像の色彩効果を変更できるものでレンズフィルターを装着して撮影した様な写真を撮ることが出来ます。

カシオのEX Z1200での設定の仕方は、①撮影モードで電源を入れて、

②「MENU」押す。③「画質設定」タブから「カラーフィルター」を選択する

④「↓」「↑」で、赤、緑、青、黄、ピンク、紫、白黒、セピア、切、の中から選択する。

以上のようになります。今回のお客様の場合は、デジカメの操作もよくわからないまま、色んな場所を触っていたら偶然、このカラーフィルター機能をONにし『黄』になってしまったようです。

その他、言語設定も「English」になっていました。言語を「日本語」に、そしてカラーフィルターの選択を「切」して差し上げました。

その他、EX Z1200 には様々な設定項目があります(決してEX Z1200 に限ったことではないのですが)。測光方式をマルチ、中央重点、スポットの3種類から選択できるようになっていたり、撮影画像の白トビと黒ツブレを無くす・和らげる”ダイナミックレンジ”を拡張する強さを調整する機能なども搭載されています。

しかし、この様な機能を理解して適切に設定して使っているお客様がどのくらいいらっしゃるのでしょうか?また、理解されていて積極的に機能を使おうと思っても撮影シーン毎に設定を変える必要も出てきます。

いちいち撮影前に細かな設定を行うのが苦にならないユーザー様はごく僅かだと思うのですがメーカー側はどの様に考えているのかと、ふと感じました。

色んな機能を詰め込んでも操作が複雑になり、今回のお客様の様に写真プリントが期待していた仕上がりにならず残念な思いをされる人の方がずっと多いのではないでしょうか。

・このブログで新製品の紹介をする際に、搭載された新機能のこともカメラの特徴の一つとして書きます。そして褒めたり薦める内容になることが多いですが出来るだけお客さんにとって使いやすく便利な機能を吟味して紹介していきたいと思います。


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