最初のIXY DIGITAL
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キャノンのコンパクトデジカメは当初、PowerShot でしたが販売面で苦戦していた印象があります。IXY はもともとAPSフィルムを使って写すAPS規格のカメラで人気のブランドでした。
そこで人気のIXY の名前を付けてコンパクトなデザインも踏襲して生まれたデジタルカメラがIXY DIGITAL です。
以降、IXY DIGITAL はPowerShot シリーズを凌ぐ人気機種となって、キャノンはコンデジでもトップシェアをとるまでになりました。しかしその後PowerShot ブランドも継続され、PowerShot の中にはIXY DIGITAL より高性能な機種と、より安価な機種も発売して今日に至っています。
上の写真は、IXY DIGITAL シリーズの最初の機種”IXY DIGITAL ”です。
名前の後ろに数字などは付きません。まさに元祖です。2000年春に発売されました。
画素数は約200万で撮像素子には1/2.7型のCCDが使われています。
大きさはAPSフィルムカメラの元来のIXYの初代機と同等の約9×6センチの名刺サイズに収めていて、販売されていた頃はコンパクトさが際立っていました。
また、メディアカードはSDより大きなCFカードが使われていて、容量8MBのCFカードが同梱されていました。
撮影記録画素数は、1600×1200画素をLarge、640×480画素をSmallと呼んでいました。さらに画像の圧縮率の違いでFine とSuper Fine の2種類の画質を選択するようになっていました。
「記録可能枚数」は、8MB(CFカード)使用時は、Large-SuperFineで4枚、Large-Fineで12枚、Small-Fineで46枚、等となっています。
お勧めのデジカメプリントは縦横比率が同じで画面切れが殆ど無いDSCサイズ、または一般的に馴染みのあるLサイズになります。
また大伸ばしは2Lサイズ程度までなら高品質なプリント(Large-Fine以上の設定で)になりますが、4Pサイズになるとさすがに200万画素のため画質は”△”です。
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