高画質な1/1.7型機

「デジカメプリント 写真のフロンティア」加藤です。

5,6年くらい前は、コンパクトデジタルカメラに使われている撮像素子(主にCCD)は700万画素前後でしたが、センサーサイズは1/1.7型と1/2.7型を使ったものが半分づつくらい有ったように記憶しています。

やや強引ですが自動車に例えると3ナンバー車と5ナンバー車のように、コンパクト機の中でも比較的価格も高く、高性能を謳ったものは1/1.7型のCCDが使われて、よりスリムで軽量な機種は一回り小さい1/2.7型のCCDが使われていました。

最近は、CCDが主流でしたがCMOSが使われることも多く、新技術である「裏面照射CMOS」を搭載した機種も一般的になってきました。

画素数は1400~1600万画素まで増えてきています。ただ、撮像素子のサイズは専ら1/2.3型になり、1/2.7型は姿を消した状態です。

僅か(全メーカー合わせても10機種に満たない)に1/1.7型の撮像素子を使った機種が残る程度になっていますが、この「1/1.7型機」とも呼ばれるカメラが高級デジカメとして各社のフラッグシップ機になっています。

ここで「1/1.7型機」ってナニ!?と撮像素子センサーのサイズなど気にしない方も多いと存じますが、デジカメの場合はこのセンサーのサイズによって写真の出来が違ってくるのです。

画素数もある程度重要ですが、現在のように十分過ぎるほど画素数が多くなると、画素数以外の要素が写真の画質に大きく影響を及ぼしてきます。

特に撮像素子センサーは大きな方が高画質で階調も滑らかで、高感度撮影にも強く、様々な面でアドバンテージがあります。

1/1.7型センサーは、主流の1/2.3型センサーの1.5倍以上の面積がありますので、高画質の写真を撮ることを追求した高級コンパクトデジカメに搭載されています。

さらに面白いのが、普及機が1600万画素が当たり前になっていますが、「1/1.7型機」が1000万画素に抑えている点が特徴的です。

どのカメラメーカーも、集光効率を上げて高感度と低ノイズを両立させている、と、その理由を挙げています。(それでも、前回書き込みましたが、キャノンから1200万画素の製品が発売になります。)

高品質な写真は画素数だけでなく(画素数よりも)、センサーのサイズや画像処理エンジンにレンズ性能等の各要素が高い水準でバランスされていることが重要です。


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