デジタル一眼カメラα77
ソニーは α33、α35、α55 に続いて、より高性能で上位機種にあたる
デジタル一眼カメラ “α77”を10月(2011年)に発売すると発表しました。
かねてから従来の一眼レフではなく、独自のトランスルーセントミラー・テクノロジーを
搭載したデジタル一眼カメラ の中堅機~上級機の発売が噂されていましたが、
名前も予想通り”α77”となりα55の1ランク上のデジタルカメラが発売されます。
正式に発売されることになり性能の詳細が明らかになりましたが、
とても魅力的で高性能なカメラになっています。
先ず、電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」はフルHDを超える
235.9万ドットの有機ELディスプレイが採用されて、従来の10倍のコントラスト比を実現しました。
これによりソニーでは従来型EVFと一線を画す画質を実現したとしています。
従来機(α55)より上位機種らしく、どんな撮影環境で撮影しても耐えられるように、
前部/後部の外装カバーに軽量で高強度なマグネシウム合金を採用し、
防塵/防滴にも配慮した設計で、水滴やホコリの侵入を防止するために主要な
操作ボタンやダイヤル部にシーリング処理も施されていますが、これは同時に
カメラの高級感も演出しています。
そして撮影画素数ですが、α55の1600万画素から大幅にアップして
α77 では有効約2430万画素の「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサー」が
搭載されました。
厳密には種類の違う(一眼レフ)カメラですが、キャノンのEOSが絶えず画素数で
ライバル他社を常に上回る製品を出して、業界をリードしてきました。
EOSもより高画素数のモデルを発表するのでしょうが、画素数競争で初めて
他カメラメーカーに逆転された格好になります。
かって一眼レフカメラではキャノン”EOS”とミノルタ” α ”が2大ブランドでした。
ここへ来てα が復活してきた感があり、何だかうれしいです。
《α77 Ⅱ》