「デジカメプリント 写真のフロンティア」店長・加藤です。
「91 来年は、こうなる!」の2回目です。
4、一眼レフ購入者の高齢化が懸念されています。今年も年間80万台売れた
一眼レフカメラですが、写真機工業会がまとめた「カメラ需要構造分析」では
一眼レフ購入者の"持ち上がり高齢化"が明らかになり、このまま放置すると
ゲートボール同様にシルバー族のものと同義語化する恐れがあるとしています。
この調査では一眼レフ購入者の58%が40歳以上で、ミノルタα7000が登場した
85年の42%に比べ16ポイント、80年の31%に対しては約2倍になっています。
調査ごとにそのまま"持ち上がった"状況で、若年層に向けた一眼レフの
需要刺激策が必要となってくる。・・・と予測していました。
現在のデジタル一眼レフは、年間80万台の販売台数をクリアしています。
今後のことは分かりませんが現状では危惧に終わったと言えるでしょう。
5、カラーネガプリントのスピード仕上げが出来るミニラボの導入も昨年と比べると
鈍化しはじめた。ミニラボは累計で1万5000台に達し、店舗数で1万2400店に
設置され人口1万人に1台のロケーションになり、新規店舗への導入は
69%(前年76%)で入れ替えが24%(前年15%)となったがこの傾向は
来年も続くと見られ、一つの転換期に入ったようです。
ミニラボは普及タイプ(廉価版)、高能力タイプの新製品が発売されるが、一層の
現像処理のスピードアップが図られている。今後も人手不足などの理由から、
さらなるスピード化やワンチャンネルのスキャニングシステム(アグファMSC)、
さらにCRT画面でポジ画像によるネガ判定(フジ、ノーリツなど)、フィルム現像から
写真プリントまで全自動で連続処理するオールインワンタイプ(ノーリツ)の
ミニラボの登場も予想される。
6、90年のビデオムービー市場は前年比126%で200万台を突破しそうで
あるが、8㍉ビデオがシェアを伸ばした。VHS/VHS-Cが優勢だったが、
ソニー「CCD-TR55」が発売されて日立も8㍉ビデオに参入したことで
半分弱のシェアになった。91年は8㍉のシェアが50%を超える可能性が大きく、
それを防ごうとする陣営とで、13万円前後と価格が一気に下がってきた。
こうしたことが刺激となって台数は250万台程度になると予測される。
ミニラボ店の数は、その後も増え続けピーク時には全国に27,000店ほどありました。
しかし、デジタルに対応できない店舗(フルデジタルのミニラボへの設備投資が
出来なかった店舗)は淘汰され現在は90年当時に近い数字になっています。
ビデオカメラは、テープの規格争いがベータ対VHSに続いて行われてたのが
分かります。その後はご存知の通りビデオカメラ本体に内蔵されたハードディスクや、
SDカード等のメディアカードにデジタルデータとして記録・保存されるように
なり、テープ自体がなくなりました。また、デジタルカメラでも高画質な動画が
撮れるようになってきました。