フォトCD は、フジカラーCD と何が違う?

コダックに続き、フジフィルムやコニカでもフォトCDの書込みサービスを行っていましたが、その後にサービスを開始したフジフィルムの「フジカラーCD」、コダックの「ピクチャーCD」と何が違うかと申しますと、これらはCD-Rに書込むサービスで、「フォトCD」はCD‐ROMに書込むサービスでした。

92年は、まだCD‐Rと言うものはなく、個人がパソコンで気軽に書込めませんでした。

“CD”はもっと高級なものといった感じでしたし、フォトCDは音楽CDと同様に盤面に凹凸を付けて仕上げるCD‐ROMですので利用料金もフジカラーCDより高かったです。

そしてフォトCDには、1/16BASE、1/4BASE、約40万画素のBASE(テレビ観賞用)、約160万画素の4BASE(ハイビジョンテレビ観賞用)、約600万画素の16BASE(写真プリント用)の5段階に画像が書込まれて、1枚のCDに100画像保存する事が出来ました。

この16BASEの600万画素は、当時のデジタルカメラ「スチルビデオ」では有り得ないほどの高画質(高画素)な画像でしたし、この高画質をフィルムを用いて安価に手に入れる事が出来る優れたシステムであるとされていました。

また、64BASEの超高画質で書込む「プロ・フォトCD」と言うものもありました。さらに現在のフジカラーCDなどのCD‐Rに書込むよりCD‐ROMであるため、画像の長期保存性に優れている等の利点もありました。

ネガの退色・変色を防いで半永久的にキレイな色が残せると言う事でPhoto CD の注文をされるお客様がみえました。

その他、Photo CD は約600万画素でネガをデジタルデータ化するのに対して、フジカラーCDやピクチャーCDは約150万画素ですので、ずっと高画質に保存できました。

記憶が曖昧で申し訳ないのですが、利用料金は、基本料500円、新規ディスク代1000円、書込み料は1画像100円で、納期は約1週間・・・だったと思います。

Kodak Photo CD

(私も何枚かフォトCDを作ったのですが、これは見本用のCDです。)


そしてフォトCDのサービスを始めてから数年後に、CD‐Rが太陽誘電様から発表されました。

その後、CD‐Rが普及して今に至っています。

その流れの中で、フジから「フジカラーCD」、コダックから「ピクチャーCD」などのCD‐Rに書き込むサービスに切り替わっていきました。


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