衝撃価格で登場した一眼レフカメラEOS Kiss Digital

「デジカメプリント 写真のフロンティア」店長・加藤です。

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衝撃度ではα-7000に劣りますが、2003年に発売されたキャノンのEOS Kiss Digital は革命的なカメラでした。

デジタル一眼レフカメラはEOS Kiss Digital の前にも何機種も存在していましたし、上位機種のEOD 10D も有りました。

しかし、EOS Kiss Digital は10万円強(カメラ本体)の当時では驚異的とも言える低価格で売り出されました。

600万画素の撮像素子を使っていますが、画質も十分で当店では証明写真用のカメラとして今も使っています。

高速連写など上級機らしい性能に拘らなければ特に不満のないカメラに仕上がっています。

EOS Kiss(フィルムカメラ)が初心者や、家族写真を中心に撮るユーザー向けにカンタン操作と小型・軽量をウリにして93年の初代から大ヒットしましたが、EOS Kiss Digital も同じユーザー層を意識した初めてのデジタル一眼レフカメラになりました。

デジタルカメラはコンパクト機では普及していましたが、本格撮影が出来る一眼レフにおいてはフィルムの画質には追いついていないといった認識で、ハイアマと呼ばれる人もデジタルは気にはなっているが”まだまだ”といった感じでした。

それがKiss Digital の登場でデジタル一眼レフの市場が急拡大(オリンパスE-1、ペンタックスIST-Digitalなどが同時期に、ニコンD70が半年後に発売されました)するにつれ、”いよいよデジタル”に変化しました。

間もなくデジタル一眼レフは、かってフィルム時代の一眼レフが過去記録した年間販売台数を上回る販売実績となりました。

キャノンでもEOS 7 の発売を最後にフィルムカメラの開発を終了しました。

EOS Kiss Digital が発売された03年がフィルムからデジタルへのバトンタッチが決定的になったと実感した年になりました。


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