「WVサイズ」 の後は「HV(迫力ビジョン)サイズ」

昨日の続きです。本日は時期的にWVサイズとHV(ハイビジョン)の間にあったHV(迫力ビジョン)サイズについてです。

まだ、HVサイズに切り替えて撮影が出来るAPSが発表(96年)される前の事です。

富士フィルム様は、独自に始めたWV(ワイドビジョン)サイズのあと、今度はHV(迫力ビジョン)サイズと名前を変えてプリントサービスを展開していました。

それまでは35mmネガからの焼増しとしてハイビジョン画面の比率16:9と同じ158×89㍉の写真サイズにプリントしていましたが、ネガより横長に仕上がるため画面の上下が切れてしまうため、写真店側も積極的にお客様へお勧めできませんでした。

そんな状況の中で16:9のハイビジョン画面の写真が撮れる専用の使いきりカメラ「写ルンです 迫力ビジョン」が発売されました。

35mmフィルムを使用しながらも画面を通常の36×24㍉ではなく、縦横の画面比率を合わせ、約36×20㍉(上下を狭くした)になっていました。

迫力ビジョン画面

そしてHVサイズと表記されたのですが、プリント名称はハイビジョンではなく迫力ビジョンと呼んでいました。

この「写ルンです 迫力ビジョン」の登場で、158×89㍉のHVサイズプリントが簡単で間違いがなく受注出来るようになりましたが、写真店(ミニラボ店)で現像スピード仕上げを行う場合に専用のネガマスクが必要になったり等と、ある程度の設備を覚悟しなくてはなりませんでした。

また、お客様が「写ルンです」をお買い上げになる際に、普通タイプと「迫力ビジョン」タイプの違いが分からず混乱したり、知らずに買ってしまいプリント現像仕上がりを受け取ってビックリ(サイズが違う&Lサイズより値段が高い)されたり、写真入り年賀状等のポストカードもフィルム原版が「約36×20㍉」だと選べるタイプが限られてしまったりする問題もございました。

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