花火の撮り方

雨が降ってばかりいますが、もう間もなく梅雨も明けるころです。

梅雨が明けるといよいよ夏本番ですが、夏の風物詩といえば花火です。

そこで今回は、花火の上手な撮り方を載せてみようと思います。

しかしながら、さすがにコンパクトデジタルカメラではやれることが限られてしまいます。本格的に撮影するには一眼レフカメラが必要になります。そして今回のテクニック説明もデジタル一眼レフを使用してのアドバイスになっています。

ただ、現在は一眼レフより小さく軽いマイクロ一眼(ミラーレス機)の登場で、一眼レフと同様に本格撮影できるカメラが増えてきています。

これまで、大きくて重い等の理由で一眼レフカメラを敬遠していた方々にマイクロ一眼が支持され、より多くの人が気軽に本格撮影できる状況になってきています。

準備編

花火の本格撮影には①「三脚」が必要です。1秒~数秒(場合によっては10秒以上)のシャッタースピードで写しますので三脚がないとキレイに撮れません。

また、カメラ本体のシャッターボタンを押さなくてもシャッターが切れる②「リレーズケーブル」も有った方が良いです。

花火大会では大勢の見物客のため、移動することは困難です。

一度撮影場所を決めたらそこで最後まで写すことになります。

ですので、色んな画角が写せる③「高倍率の望遠ズームレンズ」の使用をお勧めします。

例えば28~200㎜の様な望遠ズームレンズなら花火が遠くで上がっていても、花火を画面いっぱいに写すことが出来ます。

撮影編

先ずはカメラの露出モードですが、マニュアル(M)にします。

マニュアル(M)は、シャッタースピードと絞り値を自在に選べるモードになります。

シャッタースピードを一番遅い設定にすると「バルブ」になりますが、シャッターボタンを押している間中ずっとシャッターが開き露光を行う”バルブ”にして花火を写します。

花火が打ち上げられてから消えるまでシャッターボタンを押し続けることにより、花火の形をキレイに写す事が出来ます。

そのために絶対三脚は必要ですし、シャッターボタンを押す指が動いたり震えたりしますのでリレーズケーブルを使用したほうが良いです。

次にISO/感度設定ですが、100か200位が最適です。暗い夜空を写すのだから高感度の方が良いと思われるかも知れませんが、原則としましてISO400も必要ありません。

明るさの調整は絞り(F値)で行いますが、F8やF11あたりが適切です。

連発花火を写す場合(露光時間も長くなる)は明るくなり過ぎる事も考えられますが、この時は絞り込んでF16~にして下さい。

他の写真を撮るときのように、各設定をしてカメラ任せで撮る訳ではないので最初は難しく感じると思いますが、何発も繰り返して花火は上がりますので、液晶モニターを見ながら絞りの明るさを調整すればコツがつかめてきます。

望遠で花火のアップ写真も花火の上がる位置も予測できるようになり上手く撮影出来るようになります。

花火の写真

撮影編その2

撮影編の応用と致しまして、より印象的な写真になる裏技的なテクニックについてです。

かって、デジカメの設定でホワイトバランスを変更すると写真の色が変ると書き込んだことがありますが、花火の撮影でも同じです。

オートホワイトバランスで写すと、花火の色も白色に補正しようと働きます。

色が弱くなった写真になってしまうことが有ります。

お勧めのホワイトバランス・モードは「晴天」です。オートホワイトバランスで撮影するよりも、人の目で見たままに近い色で写す事が出来ると思います。

また面白い効果を狙って、あえて「蛍光灯」にホワイトバランスの設定を合わせて写すと、花火の色だけでなく夜空の色も変化させる事が出来て違った雰囲気の写真になります。

「白熱灯」は、花火の色が白くなってしまいます。変った効果を狙うなら宜しいのですが、通常はあまりお勧めではありません。

・ホワイトバランス設定についての過去の書込みです。

(ホワイトバランスとは?撮影編 )

(キレイなデジカメ写真の撮り方。ホワイトバランス応用編。)

桜の花をキレイに撮るには。


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