デジカメSONY DSC-H3 / DSC-R1
「こんなデジカメもありました」第12弾です。
前回、一眼レフを思わせるようなデザインをしたコンパクトデジタルカメラとしてPENTAX I-10 を取上げましたが、ちょっと前にソニーからDSC-H3/H10 というカメラが発売されていました。
DSC-H3/H10は、幼稚園児がカメラの絵を描いた形をそのまま製品化したかのようなデザインで・・・と、ある雑誌に書いてあったのを覚えています。
こちらもレンズ部の真上にストロボを配置し、ボディーの左右の高さを抑えて一眼レフらしい格好に仕上げられていますが、内臓ストロボが発光時にはポップアップするところは、ペンタックスI-10 よりも、より一眼レフカメラっぽいです。
やや旧製品のためCCDの画素数は810万画素ですが、コンパクトなボディーに10倍ズームの高倍率レンズを搭載したデジカメでした。
もう一つ、こちらもソニー製ですが、ハイエンド機のDSC-R1 です。
ソニーがコニカミノルタのデジタル一眼レフ”α”を引き継ぐ直前に発売されたデジタルカメラです。一眼レフと同等の大きさと重さをしたボディーに、APS-Cサイズに迫る大きさの21.5×14.4mmの1,030万画素CMOSが搭載されていました。
これはフォーサーズの撮像素子よりも大きな物で、一眼レフ並みの高画質を目指したカメラだというのが伝わってきます。
実際に、広いダイナミックレンジと高感度、豊かな階調性を達成していました。
また、家電メーカーであるソニーがカメラメーカーの作る一眼レフを強く意識していたのは想像に難くないのですが、このDSC-R1に使われたオリジナルCMOSはアスペクト比3:2に作られて、撮影画像もデフォルト(標準)で3:2になっていました。
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