もっと評価されても良かった!?スーパーCCDハニカム 2
「デジカメプリント 写真のフロンティア」店長・加藤です。
当ネットプリントサービスは写真を現像して仕上げています。
前回の続きです。その後もスーパーCCDハニカムは「HR」を改良して第5世代になり、「撮りたいものは撮れていたか?」と問いかけて、その答えとして、FinePixF10 が発売されました。
室内で暗くしか撮れない、ブレて写っている等の不満を解消するために、当時最高のISO1600の撮影感度を630万画素で実現したハニカムCCDが搭載されました。
フラッシュによる白トビや人物が赤目になることもなく、フラッシュが使えない場所でもどのカメラより明るく写せました。
同時期に、パナソニックが手ブレ補正機能を搭載したデジカメを発表しましたが、FinePixF10は、高感度撮影することで速いシャッタースピードで写すことが可能となり、それにより手ブレを防いでいました。
さらに速いシャッタースピードは手ブレだけでなく、もう一つのブレである被写体ブレも軽減する事も出来ました。
それからFinePixF10以降の富士フィルムのデジカメは高感度撮影に強いというイメージに繋がりましたが、後に富士フィルムも手ブレ補正機能を搭載したデジカメを発売するようになりました。
他メーカーも撮像素子(CCD/CMOS)を高画素化するだけでなく高感度撮影できるデジカメを発売するようになりました。