顔認識機能で写真がキレイに
デジカメプリントをご注文いただくお客様は、コンパクトデジカメをお使いの方が多いのですが、カメラに搭載された機能のお陰で写真がよりキレイになったのではないかと感じさせる写真が増えてきたように思います。
その機能とは、2年ほど前から各カメラメーカーが一斉に採用しだした「顔認識機能」です。
それまでデジタルカメラのプログラムオート機能は、画面全体の明るさを判断し露出値や、ホワイトバランスを決めていました。
しかし一眼レフ機と比べて、コンパクト機は旅行に携帯するなどして人物を撮影する事が多いため、人物をいかにキレイに写せるかが良いデジカメであるという考え方のもとに顔認識機能は、どこに人物の顔があるかを探し、顔がキレイに写る露出やホワイトバランスを設定しています。
確かに最近キレイだと何気なく感じていたのは人物を写した写真でした。
逆光の状況下で顔がキレイに写っていたり、夕方(朝方)でも顔色が良く見えたり・・・と、新機能で写真はキレイになっています。
もっと具体的な顔認識機能は、
- 先ずAFで認識した画面内の顔にピントを合わせます。何人もの顔がある場合に任意に顔を選んでピントを合わせることも出来ます。
- 次にAEで明るさ(暗さ)が適切になるように露出を制御します。ストロボの強さも顔に合わせて調整します。
- その他、オートホワイトバランスも顔中心に設定しています。
- そして、「スマイル撮影」は、人物が笑顔になった瞬間にシャッターが切れて良い表情で写真が撮れます。