朝陽、夕陽をキレイに撮るコツ。その2
「デジカメプリント 写真のフロンティア」店長・加藤です。
昨日は主にコンパクトデジタルカメラをお使いの方向けに、朝陽、夕陽をキレイに写すコツを書き込みましたが、今日は、主にデジタル一眼カメラ向けに書いてみます。
フィルムの一眼レフからデジタル一眼レフへ換えられたお客様で、「フィルムで写した方が夕陽がキレイ(ちゃんと赤く)写せる」と言われた方が見えました。
これもデジタルカメラのオートホワイトバランスが原因で、赤が強すぎると判断し赤味を取り除く補正をしてしまいます。
ホワイトバランスを「晴天モード」で写していただくと、きれいな赤い夕陽の写真になります。
その他、露出もオートだけでなく、露出補正も行なった写真を撮られる事をお勧めします。
決まりはないのですが、プラス補正すると好結果になる事が多いと思います。
尚、フィルムからのプリントがキレイだったのは、通常のフィルムは「デイライト」タイプと呼ばれるフィルムで、日中(晴天の正午)にキレイな色が出るように作られています。
よって、フィルムで写すということは「晴天モード」で撮影している事になりますので、特にポジフィルムからは赤い夕陽のプリントが出来ます。(ネガフィルムですと、プリント時にカメラのオートホワイトバランスと似た考え方で色を補正し平均化してしまう事があります。)