色調整不要のカメラ
日々、お客様より注文を承ってプリントに仕上げているのですが、素直な色の出方をして、第一印象で”きれい”だと感じる写真がありました。
色の補正も全く無用で、濃度を少し調整したぐらいでプリントしましたオーダーが2件ありました。
それは、キャノンのIXY-D500 と、フジフィルムの FinePixA500 で撮影された写真です。
どちらのお客様も国内旅行に行かれた時のお写真で、いずれも晴れか、うす曇の条件で写されたものです。
撮影条件とカメラのAEやAWBがピッタリと当てはまったのだろうと思うのですが、どちらも、数年前に発売された500万画素のデジタルカメラでした。
決して最新機種という訳ではありません。また、高スペックを謳う高級機でもありません。
新型の1000万画素超のカメラは、より高感度撮影が出来るようになったり、顔認識AFが搭載されたりして、確かに性能は上がっているのですが 、新製品が出る度に撮像素子(CCDやCMOS)の1画素をより小さくして高画素化してきましたが、1画素あたりの光の受光量がどうしても少なくなり、あまり画質の向上には必ずしも繋がっていない様です。