APS-Cサイズ?
「デジカメプリント 写真のフロンティア」店長・加藤です。
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デジタル一眼レフカメラの撮像素子であるCCDやCMOSのサイズを表すのに、「APS-Cサイズ」とカタログ等によく書かれています。
例えばEOS-7に使われているCMOSの大きさは22.3×14.9㍉ですが、決まったサイズではなくデジタル一眼カメラの機種により縦横ともにコンマ何ミリかの違いが有ります。
では何故APS-Cサイズと呼ばれるのか?そもそもAPS-Cって何?と思われる方も少なくないと思います。
元々は、13年前(96年)に発売されましたAPSカメラとそのカメラに使用するAPSフィルムがありました。
従来の35mmカメラ/フィルムより一回り小さな規格で登場しましたが、最近のデジカメのように、画面比率を切り替える機能が付いていました。
2:3、1:3、9:16の3種類の切り替えが出来て、C(Lサイズにプリント)、P(パノラマサイズにプリント)、H(ハイビジョンサイズにプリント)を選ぶ事が出来ました。
上の図は、APSフィルム画面を表したものです。撮影し現像した画面は緑色の範囲になり、先ずは全てハイビジョンサイズに露光されます。
そしてフィルムに塗布されている磁気情報を読み取って、プリントサイズを切り替えて仕上げています。
(撮影時にカメラ操作でCを選択すると、写真仕上がりはLサイズになり、Hを選択するとHVサイズ、Pを選択するとパノラマサイズになります。しかしどの画像もHで撮影・保存されていますので、後で好みのプリントサイズを注文することができます。)
そしてAPSフィルム画面の、このCタイプ(図の赤枠部分)とほぼ同じ大きさのCCDやCMOSをAPS-Cサイズと呼んでいます。